2021年9月2日木曜日

【鎌倉YMCA】折り鶴がつなぐ平和の想い

 ?なんで鶴を折るの?

 「折鶴を千羽折ると願いが叶う」と信じて病床で鶴を折り続けた少女がいました。彼女の名は、佐々木禎子さん。2歳の時に原爆による黒い雨で被爆し、およそ10年後に突然白血病と診断され8カ月の闘病生活を送りました。彼女の母親は少しでも生きて欲しいという願いから、「折鶴を千羽折ると願いが叶う」という話を聞かせました。実際に禎子さんは千羽以上の鶴を折り続けたと言われています。この話に心を打たれた同級生や当時広島YMCAの会員だった河本一郎さんを筆頭に1955年に募金活動が始まり、やがてそれが全国に飛び火。3年後の195855日に広島平和記念公園内に禎子さんをモデルとした、「原爆の子の像」がたてられました。そして現在まで、核兵器の悲惨さの認識と核廃絶のへの取り組みとして、全国のYMCAからたくさんの鶴を「原爆の子の像」に献納してきました。






折り鶴プロジェクト報告
 鎌倉YMCAでは、千羽を目標に折り続け、見事達成しました!横浜YMCA全体では20000羽以上の想いがつながりました!
 広島平和記念公園に奉納予定です。その時に、子どもたちとともに、ふりかえりの時を持ちたいと思います。平和の想いがつながりますように!
 鎌倉YMCA 三上 淳