鎌倉ＹＭＣＡ4月わんぱく野外クラブプログラムの報告
４月２９日（祝・水）鎌倉ＹＭＣＡでは、「鎌倉七口切り通し攻略！」と題して名越切通しやまんだら堂を散策してきました。
鎌倉ＹＭＣＡに集合し、鎌倉切り通しについての学習会を行い、逗子駅から海岸沿いをヨットなど見ながら披露山公園に向かいました。
天気が良ければ、披露山公園山頂より、伊豆大島、伊豆半島の天城山、富士山などが見えるとのことでしたが、残念ながら、はっきりとは見えませんでした。山頂で昼食を取り、ミニ動物園見学やゲームなどをしました。子どもたちの中には、池で釣りをしている一般の方と仲良くなり一緒に釣りをしたり、ボール遊びをしている他の子どもたちと遊んだりと社交力を発揮している頼もしい子どもたちもいました。
いよいよメインの名越切通しに向かいます。鎌倉時代にできた、鎌倉に入る七つの道の一つとなります。
武家政権の都、鎌倉を防衛する意図もあり、道幅は人がすれ違うには厳しいほど狭く、子どもたちもこの風景には大いに驚き、しばし鎌倉時代にタイムスリップしたようでした。切り通しの近くにある、まんだら堂やぐら群への見学もしてきました。
普段は、保護のため入れず、連休期間と秋の期間の年間２回しか見学できない史跡となります。現代にはみられないやぐらのお墓には子どもたちもびっくりした様子でした。
鎌倉在住の方でも切り通しに行かれている方は少なく、保護者の方も今回のプログラムには興味を持たれていた方が多く、今度は大人も案内してほしいとの言葉もいただきました。
残りの切り通しも機会を見つけて子どもたちと散策していきたいと思います。
（鎌倉ＹＭＣＡ 添谷 憲一）