食育コラム 梅雨明け号
今回の食育コラムのテーマは「神経ビタミンについて」です。
暑い夏を乗り切るためにも食事は大切ですね♪ |
ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12の3つは、神経ビタミンとも呼ばれる栄養素です。不足すると、集中力がなくなったり、イライラしたり、物忘れをしやすくなってしまいます。勉強を集中させる為には、しっかり摂ってほしいものです。
いずれもたんぱく質源に多く含まれているので、比較的とりやすいのですが、体内に貯めておくことはできません。毎日の食事で、補給する必要があります。
いずれもたんぱく質源に多く含まれているので、比較的とりやすいのですが、体内に貯めておくことはできません。毎日の食事で、補給する必要があります。
ビタミンB1→脳のガソリンに当たるブドウ糖をエネルギーに変えるのを助けたり、神経伝達物質(アセチルコリン)の合成に必要な酵素の栄養成分になります。
食材:豚もも肉、うなぎ(かば焼き)、たらこ、秋鮭
ビタミンB6→脳の神経伝達物質のGABA(ギャバ)をつくる、酵素の成分として重要な働きをしています。皮膚や粘膜を丈夫にする働きもあります。
食材:かつお(春採り)、さば、ささみ、まぐろ(赤身)
ビタミンB12→赤血球をつくる造血ビタミンの一つ。不足すると貧血を招き、脳に充分な酸素が送られません。脳の神経伝達物質を作るときにも使われ、脳の機能を正常に保つ働きをします。
食材:さんま、かき、あさり、しじみ
次回の食育コラムもお楽しみに。
【参考】ボンメルシィ!(食育雑誌)
(湘南とつかYMCA 管理栄養士 永塚 嘉子)