2021年2月7日日曜日

【野外活動】御谷探検隊・実施報告~川・樹木編🌳~

  当初の緊急事態宣言解除日の2月7日、感染症予防を最大限に行いながら『冬の野外活動・鎌倉御谷探検隊』を実施しました。今回は、鎌倉風致保存会の皆様にガイドいただき、普段は見過ごしがちな、鎌倉の自然を大満喫しました。

 最初に、小町通りの裏手を流れている「扇川」付近の観察を行いました。流れ方について、水の様子について、川底や岸についてジックリと観察しました。立春を過ぎて暖かい日も多く、開いたお花をついばみに来る鳥も見ることができました。ただ、この辺りは、鳥が民家の陰に隠れてしまうことも多かったですね。


 また川の役割についても考えてみました。大きな役割の一つに「自然環境の保全」も学びました。各箇所で気温も計測していたのですが、川の近くが一番気温が低かったです。川の水が潤いを与えてくれている証拠ですね。気づいたことはワークシートに、どんどん書き込んでいきました!このワークシートは、ぜひご家庭でもお楽しみくださいね。 
 指導員の方がとってくれた、川の生物の「ヨシノボリ」「ヤゴ」です。また、貝の巻き方も教えていただき、在来種(右巻き)・外来種(左巻き)には子どもたちも「そうなんだ!」と、うなずいていました。観察後は、もちろんリリースしました。

 休憩ポイントの公園では、樹木プログラム~これが前半一番盛り上がったかもしれません。まずは、木を見て、触って感じてみます。この公園には、桜、イチョウ、クスノキ3種類の木がたっていました。イチョウは、枝の広がり方でオス・メスを見分けたり、クスノキは防虫効果があることを知ったり、鎌倉では防災の一環としてノゲシが植えられているなども教えていただきました。 
 葉っぱのフロッタージュは、主にイチョウの葉っぱで行いました。形が浮き出てきたり葉脈が確認できると「おもしろい!キレイ!」など、子どもたちは大興奮でした。
 鶴岡八幡宮の美術館の横で昼食です。本日、美術館は休館でしたが、敷地には入ることができたので、人気が少ないところを選び、向かい合わせにならないように座って、美味しく食べることができました。
 おもわず可愛いと思ってしまうタイワンリスですが、特別外来生物にも指定され、樹木や家屋、果実の被害なども出ているようです。そんなタイワンリスに見送られ、報告は後半に続きます。
鎌倉YMCAみずリーダー・らっきーリーダー