2023年7月9日日曜日

【鎌倉YMCA】折り鶴に願いを込めて☆彡

 「折鶴を千羽折ると願いが叶う」と信じて病床で鶴を折り続けた少女がいました。

彼女の名は、佐々木禎子さん。2歳の時に原爆による黒い雨で被爆し、およそ10年後に突然白血病と診断され8カ月の闘病生活を送りました。彼女の母親は少しでも生きて欲しいという願いから、「折鶴を千羽折ると願いが叶う」という話を聞かせました。実際に禎子さんは千羽以上の鶴を折り続けたと言われています。この話に心を打たれた同級生や、当時広島YMCAの会員だった河本一郎さんを筆頭に、1955年に募金活動が始まり 、やがてそれが全国に展開。3年後の1958年5月5日に広島平和記念公園内に禎子さんをモデルとした、「原爆の子の像」がたてられました。
 そして現在まで、核兵器の悲惨さの認識と核廃絶のへの取り組みとして、全国のYMCAのユースによって三万羽を越える鶴を「原爆の子の像」に献納してきました。
 鎌倉YMCAでは、現在約100羽~7月31日まで継続して実施していきます!

 手先が器用になっているのか、夏の人気昆虫の登場です!

 最終的に何羽折ることができるでしょうか?平和を願って折っていきましょう!
鎌倉YMCA 三上 淳